競輪の結果をまとめるところ

レース番号レース種別 半周ラップ(一周ラップ) 1着決まり手 2着決まり手 3着決まり手 J選手着 H選手着 B選手着(上がり) 自分が使うときにまとめる。なんの責任もとりません。

競輪場訪問記

【十三場目】小田原競輪場

今年の冬は暖かい。風が強いと憂鬱な夜の外仕事も、この気温ではなんてこともない。こうなると、新型ウィルスとやらがいよいよ猖獗を極める前、動きやすいうちに少し遠出などしてみようか。ちょうど珍しいことに、隣り合う小田原競輪場と伊東温泉競輪場が、…

【十二場目】豊橋競輪場

名古屋行きの夜行バスを、早朝5時に豊橋駅で途中下車した。ネットカフェで仮眠を取り、朝9時そこそこに駅前から愉快な路面電車に乗る。競輪場前駅で降りたが、ここから豊橋競輪場の入り口へは、さらに5分ほど歩かねばならない。 駅からまっすぐ行くと見えて…

【十一場目】宇都宮競輪場

あれはいつのミッドナイトだったか、まだ小倉、前橋が始めてすぐのころだったように思う。解説役の競輪専門紙記者が、出走表のメンバーを眺め、ある選手について触れた。 「●●選手も、ようやく練習をしだしたようなんですが。なかなか成績がついてこないなぁ…

【十場目】小松島競輪場

夜行で動くことが多いから、旅先では銭湯に行く。日本中を巡っているうち、例えば、名古屋駅西口の炭の湯、京都五条楽園の梅湯などは何度も通ったように思う。神戸三ノ宮の二宮温泉もそのひとつで、こちらは定休日なしの14時から翌朝10時までの終夜営業とい…

【九場目】武雄競輪場

「この『自力で頑張る』ってコメント、これだけ?ウケるわ、どういう意味だよ」 競輪場は初めての、職場の先輩がわたしの専門紙をのぞき込んで笑う。さて、競輪を楽しんでもらえるかどうかは、ここの導入が肝心だ。 「競輪はやったことがなくても、『ライン…

【八場目】青森競輪場

鉄道紀行作家として名高い故・宮脇俊三氏は、文藝春秋社勤務の時分、夜行列車のダイヤとにらめっこしては土日の鉄道旅行の予定を組むのが楽しみであったという。当時は、東京駅や上野駅から、鉄路の続くところあらゆる方へ夜行列車が発車していた時代だった…

【六・七場目】伊東温泉競輪場、松戸競輪場

時代が変わるというので、大きな連休が来た。しかし、私は皇室への崇敬にそれほど篤くなし、かといってこれを機に大仕事を成し日本国政府を大いに恐怖せしめてやろう、と陰謀を巡らすべきある種の思想を有しているわけでもない。大してやることもないので、…

【五場目】いわき平競輪場

「今日の決勝、だれが来るかね?」 ベンチに座る私は、思わず隣を振り向いた。と、白髭を逆三角形伸ばした老人が座っている。綺麗に洗濯された作業服を着ていなければ、まるで世を捨てたような風貌である。陽に焼けた顔などはニコニコと赤らんでいるから、朝…

【四場目】弥彦競輪場

旅をしていて、「北国に来たな」と思う瞬間がある。私など移動はもっぱら鉄道だから、それは例えば新宿からの夜行列車でトンネルを抜け、架線についた新雪をパンタグラフがスパークさせバチリバチリと雪深い山中が照らされる様だとか、谷筋を猛然と進む花輪…

【三場目】奈良競輪場

早朝に名古屋を発ち、関西本線で奈良へと向かう。大中京圏を通るにしては、車窓はわりあいすぐ鄙びたもの変わり、しばらくすると亀山駅での乗り換えとなった。少し時間があるので朝食を買おうと駅前に出たが、ロータリーにはマイクロバスが止まり、なにか由…

【二場目】大宮競輪場

千葉競輪場と同じく、大宮競輪場は大きな公園の一角にある。8月半ばのこの日は、朝から降り続いた霧雨が昼前に途切れ、蝉時雨へと移ったあたりを駅から歩いた。近所には宗教団体の本部などもあり、土日にそちらへ迷い込むと独特の善良な空気を醸しながら集会…

【一場目】千葉競輪場

高校三年間は西千葉に通った。だからついあのころの癖で、駅を出てすぐのロータリーを渡るのに、横断歩道を無視して横切る。お行儀がよろしくないことだ。そこから、左手に千葉大付属幼稚園、それから東京大学の研究所がある通りをまっすぐ進む。道路を挟ん…